予防診療

かかると危険な感染症や、防ぐのが難しい感染症から体を守ります。
その子の身の回りのリスクを考えた選択が必要になります。

予防の重要性

わんちゃんの予防

ねこちゃんの予防

社会化期の大切さ

ペットの社会化期（犬：生後3～15週齢、猫：生後2～9週齢）は、さまざまな環境や人、動物に慣れる大切な時期です。
この時期に適切な経験を積むことで、成長後のストレスを減らし、問題行動を予防できます。社会化が不十分な場合、動物病院やトリミング、外出時に強い拒否反応を示し、必要な診療やケアを受けられなくなることもあります。

かかりつけ病院を持つメリット

ペットの健康管理には、信頼できるかかりつけ病院を選ぶことが重要です。
ワクチン接種、避妊・去勢手術、健康診断だけでなく、将来的に必要となるかもしれない高度な医療にも対応できる病院を選ぶことで、一生を通じた健康管理がスムーズに行えます。

狂犬病予防

すべてのわんちゃんに必要な、唯一法律で接種が義務付けられたワクチンです。
人間を含むすべての哺乳類に感染のリスクがあり、致死率ほぼ100%の法定伝染病です。死亡リスクが高く、一部の島国以外では撲滅できていないため、接種が義務付けられています。
年度ごとに1回、4～6月の期間に接種する必要があります。

混合ワクチン

かかると死んでしまう感染症や、防ぐのが難しい感染症からわんちゃんを守るのが目的です。
全く外に出ないわんちゃんでもリスクのある感染症があり、世界小動物獣医師会（WASAVA）のガイドラインではすべてのワンちゃんに5種ワクチンの接種が推奨されています。
仔犬は生後2ヶ月から3回の接種が必要となります。また、副作用が心配なワンちゃんは、ワクチン抗体検査をワクチン接種の代わりに行う選択肢もあります。

フィラリア予防

蚊によって媒介する寄生虫で、感染すると心臓に寄生します。
感染すると呼吸が苦しくなり、手術が必要となることもあります。5～12月の予防が必要となり、ちゃんと予防すれば100%の予防が可能です。

ノミダニ予防

野外の草むらやドッグランなどで感染したり、ご家族の衣服などからお家に持ち帰ることもあります。
暖かい室内で繁殖し、様々なウイルスを媒介し、人間にも害がある寄生虫です。
フィラリアと一緒に予防するオールインワンタイプのお薬が主流です。

避妊・去勢手術

望まない妊娠・出産の予防の他、様々な病気の発生リスクを抑えます。特に避妊去勢を行ったわんちゃんの方が、平均寿命が延びることが確認されています。
麻酔前検査として事前に血液検査が必要となりますので、詳しくは当院までご連絡ください。

混合ワクチン

かかると死んでしまう感染症や、防ぐのが難しい感染症からねこちゃんを守るのが目的です。
全く外に出ないねこちゃんでもリスクのある感染症があり、世界小動物獣医師会（WASAVA）のガイドラインではすべてのねこちゃんに3種ワクチンの接種が推奨されています。
仔猫は生後2ヶ月から2回の接種が必要となります。
また、副作用が心配なねこちゃんは、ワクチン抗体検査をワクチン接種の代わりに行う選択肢もあります。

ノミダニ予防

野外の草むらなどで感染したり、ご家族の衣服などからお家に持ち帰ることもあります。
暖かい室内で繁殖し、様々なウイルスを媒介し、人間にも害がある寄生虫です。フィラリアと一緒に予防するオールインワンタイプのお薬が主流です。

避妊・去勢手術

望まない妊娠・出産の予防の他、様々な病気の発生リスクを抑えます。
特に避妊去勢を行ったねこちゃんの方が、平均寿命が延びることが確認されています。
麻酔前検査として事前に血液検査が必要となりますので、詳しくは当院までご連絡ください。